流山児祥

流山児祥(日本演出者協会理事長)

演劇を愛するみなさんへ!
 日本演出者協会は演劇を愛する全ての皆さんに「演劇緊急支援へのご署名」をお願いしています。
 いま、演劇は長い歴史でも体験したことのない災禍に遭遇し瀕死の状態を迎えています。演劇は人と人とを繋げるためになくてはならないイキモノ、そして、一度なくなったら取返しのつかないイキモノです。
演劇の死は、人間にとって一番大切な「他者」を感じられる「想像力の死」です。いま、劇場、劇団、興行団体、鑑賞組織が生き残れるかどうかの瀬戸際=危機を迎えています。
 しかし、私たちは希望を捨てません。演劇は、私達の生きる希望(力)だからです。希望を繋ぐためには演劇を愛する皆さんの力が必要です。演劇の継続、再開を応援してください。
 私達、演劇団体は、政府に対して「演劇復興基金」の開設、団体支援、家賃補償の芸術団体への適用!といった要請を行っています。
この活動に熱いご支援をお願いします。
 必ず劇場で会えることを願って。
 

渡辺えり

渡辺えり(日本劇作家協会会長)

私は小学校のころ、いじめられっ子で登校拒否になり、死んでしまおうかと考えたほどでした。
それが演劇に触れることで、こんな自分でも生きていけると勇気を得られ、逆に私のような悩める少数の人たちが今日も明日も生きていかれる演劇を作ろうと
65歳の現在まで脇目も振らずに頑張ってきました。
演劇は様々な悩みを考える少数の人たちの幸せのためにある文化だと思います。大多数の皆様の人生も少数の人たちの支えがあってこそなりたちものだと思っています。
自粛して家から出られない今、つくづくと演劇の魅力、必要性を感じます。困難で苦しいこういう時にこそ皆様の心を支えたいと強く思います。
演劇は人と人とが触れ合って、心と心が触れ合って立ち上がる芸術です。
皆様、劇場でまたお会いしたいです。お会いしましょう。
どうぞよろしくお願いします。
 
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《賛同の声》
ご署名くださった方のコメントを紹介します

 

20年近く舞台を⾒続けてきました。劇場でしか味わえない感情があることを知っています。また劇場で好きな劇団の、好きな演出家の、好きな俳優の舞台が⾒られることを切に願っています。
コロナが収束したときに、演劇がなくなってるなんてことが決してありませんように!
演劇は私の⼈⽣にとても必要なものです。今は仕⽅ないとは思いますが、⽣の舞台が⾒れないことが本当に残念です。 落ち着いて、ちゃんと⾒れるよう願い賛同いたします。
前川知大

前川知大(劇作家・演出家)

芸術・娯楽は社会に必要なもので、演劇もその一つです。そこで育った人材、そこで培われた知見は、教育など他の分野にも貢献し続けており、思っている以上に演劇は私たちの生活と繋がっています。どうかこの財産が失われないためにも、このキャンペーンに賛同をお願いします。
 

ケラリーノ・サンドロヴィッチ

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家・演出家)

世の中の凡ゆる業界と同様に、演劇界は今、これまでの歴史にない未曾有の危機に瀕しています。
私は創り手になるずっと前、少年時代から、演劇に幾度も人生を救われてきました。そうした方は少なくないと思います。
大切なものと引き換えに、とは言いません。演劇、ひいてはそこから波及する様々なエンタテインメントを愛する方の中で、余力のある方、ぜひとも御署名を、よろしくお願い致します。
 

《賛同の声》

 

中学、⾼校と演劇部でした。⼤学では観る側になっ て年に10回近く⼩劇場に通いました。今後の状況を想像する と、演劇はこれから新しい⾒せ⽅をしていかなければならないことは確実なのに、何も後ろ楯を得られないのはおかしい と思います。演劇に育てられたひとりとして、声をあげたいです。
腹を満たすだけで⽣産性はあがらない。⼼も満たしてこそ明⽇への活⼒となる。
演劇に出逢ってなかったら、こんなにも豊かな⽇常を送って来れなかったです。舞台芸術がこれからも末永く続きますように。
鵜山仁

鵜山仁(演出家)

例えばソーシャルディスタンスも、三密の忌避も演劇の敵です。
それを承知で、将来の活動再開を見込み、少なくともここしばらくは、なかなか窮地から抜け出せないであろう演劇活動を支援する。
そういう哲学というか、度量というか…まあ腹を括っていただきたいと思います。
 

松本祐子

松本祐子(演出家)

日本演出者協会に所属しております松本祐子といいます。こんにちは。皆さんも大変な時に図々しいお願いかもしれませんが、「演劇緊急支援へのご署名」をお願いできませんでしょうか?コロナウィルスのせいで、演劇のみならず全てのライブエンターテイメントが活動できなくなっています。“人と人とが集い、他者への想像力を働かせ、ともに感情を揺り動かすことが出来る”演劇などの芸術、娯楽行為は、身体的な生死には最重要項目ではないかもしれませんが、心の栄養のためには、なくてはならないものだと思っています。その為にも私たち演劇団体は、政府に対して「演劇復興基金」の開設を求めていきます。どうか、皆さんのお力をお貸しくださいませ。一刻もこの事態が終息し、皆さんと劇場でお会い出来ることを願っております。
 

《賛同の声》

 

僕たちには空気と⽔と同じくらい劇場で過ごす時間が必要です
演劇に厳しい声も多いですが、演劇に⽣かされて来たものとして演劇は私や仲間達だけでなく社会に必要であると信じています。
つらいことがあった時に芝居を観て、芝居は⽣きるためにあるんだと実感したことがあります。舞台は⽣きる⼒です。
シライケイタ

シライケイタ(劇作家・演出家)

演劇は今、その歴史上に無いほどの壊滅的な危機に瀕しています。
「人と人が出会う」ことから始まる演劇という表現行為の、まさに「初めの一歩」を封じられているのです。
いつかコロナウイルスは収束するでしょう。
しかしこのまま「人と人が出会えない」時間が長引けば長引くほど、コロナウイルスと共に演劇の未来も失うことになりかねません。
日本の豊かな未来のために、そして全ての人々の喜びと生活の彩りのために、演劇文化の火を灯し続けたいと思っています。
どうか、どうか、皆様の力をお貸し下さい。
ご署名を宜しくお願いいたします。
 

日澤雄介

日澤雄介(演出家)

演劇に限らず文化というものは、人間が生きていく上で欠かせないものです。
ご飯を食べるように、睡眠をとるように、人間は文化を消費しながら生きています。
我々はその文化を生み出すことを職業とし、経済を回しています。
決して特別な存在だと思っておりません。我々も社会の一部なのです。

コロナ以前と以後では世界は大きく変わるでしょう。演劇というジャンルにおいては厳しい時間が続くでしょう。しかし我々は必ず立ち直ります。

力をお貸しください。
 

《賛同の声》

 

新型肺炎のため予定していた公演が全て中⽌になり観劇できず、⽣きがいがありません。また舞台の幕が上がり、夢の世界へ⾏けるよう願っています。⽂化の⽕を消さないでください。
⾃分も飲⾷業でめっちゃ⼤変ですが皆で協⼒し合って乗り切りましょう!!
劇作家として活動する⼤学⽣です。⼤学でも演劇を学んでいます。私や、学友たちの未来のために、賛同いたします。
樫山文枝

樫山文枝(俳優)

演劇の上演や鑑賞の機会が失われ、各団体で大変な損失が出ています。
演劇は人生を豊かにしてくれると信じています。
ぜひこのプロジェクトを応援していただけたらと思います。
 
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横内謙介

横内謙介(劇作家・演出家)

固定費が大きくて、20年続いたこの事務所を離れることになりました。
しかし我々はくじけません。これも復活の日のためです。
ご賛同・ご署名をよろしくお願いいたします。がんばりましょう!
 
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《賛同の声》

 

旅⾏業界で働く者です。エンターテインメントも旅⾏も平和産業、このような状況下で最初に切り捨てられ最後に復活する のがこの⼆つの業界なのは理解しています。でも死なせてしまうと国が滅びます。⽇本の演劇と関わる⼈達を守ってくれる⽇本であってほしいです。
現在起こっていることを忘れず。将来に託す。芸術(Art)はその有効な⽅法ではないでしょうか。
⼦どもの頃から、⽣の舞台は私の呼吸だったと思う。あの舞 台、あの⼈形劇団…⽗に肩⾞されて⾏った…
中屋敷法仁

中屋敷法仁(演出家・劇作家)

俳優に会いたい、劇場に行きたい、生の演劇を感じたい。
このプロジェクトは、そんな皆さまの願いを叶えるべく立ち上がりました。
新たな時代の演劇文化のために、賛同のご署名をお願いいたします。
 
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渡辺徹

渡辺徹(俳優)

14世紀17世紀に伝染病が蔓延した時、大きな危機として叫ばれたのが
「人間らしい行為ができなくなる事」でした。
今が、まさしくその時です。
すでに私自身も3本の芝居が中止となりました。
コロナによって一番危惧するべきは
見えぬものへの過度の恐怖による、人と人との「分断」「差別」「不信」
ではないでしょうか?
演劇は人と人がおりなす関わりの芸術です。
コミュニケーションの危機にこそ必要なのが「演劇」であると考えます。
「衣食住」は生き物ならば決して欠かせないもの、しかしながら「感情」は人間のみが持ち合わせる、人としての「証し」となるうるものとも思います。
誇りを持って生きてきた人類がコロナウイルスに負けないためにも
どうか「演劇」の火を消さないで欲しいです。
皆さんのお力をお貸しください。
お願いいたします。
 

《賛同の声》

 

演劇ファンの⼀⼈です。俳優さんや演劇に関わる⼈たちの⽣活を守り、⽇本に演劇⽂化が育っていくよう、国は緊急⽀援を⾏うべきです。
伝統芸能にせよそうでない舞台にせよ、⼈や技術、ノウハウを丁寧に伝えて続いているものです。⼀度途絶えてしまったものはもとには戻りません。⽇本という国の⽂化のために も、ぜひ舞台芸術を⼤切にしてほしいです
賛同します。これから舞台で⽣きたい、⽣業にしたいと⽬指して いる若い⽅たちのためにも。
中津留章仁

中津留章仁(劇作家・演出家)

文化芸術は、人々にとって空気や水のように、必要な存在です。それらに触れることで、泣いたり、笑ったり、物事を深く考えたり、新たな発見があります。
 人は、本能的に、豊かに生きたいと願う生き物なのです。
 残念ながら、この国の政治は経済のことばかりに気をとられ、文化芸術のことまで気がまわらないようです。わたしたちの生業は、企業の上下関係や所得格差のように、経済の前に人は不平等であるということで生じる痛みやストレスに、寄り添い、諌め、共に考え、救いの手を差し伸べることで、皆さまと共存してきました。
 それは、文化芸術の前に、人は皆平等だからです。
 この署名は、皆さまが、お金だけでなく、豊かに生きたい、という思いに気づいてもらうための運動です。と同時に、文化芸術は、政治や経済と対等の立場にあるという、小さな認識の革命を起こす、第一歩なのです。
 

篠井英介

篠井英介(俳優)

長く演劇やって来てこんなことになるなんて。自粛が長引いてぼんやりしてる現在、私はちゃんと芝居が出来るのだろうか、、、。再び活気ある劇場に身をおきたい、それが今の夢。そのために何が出来るのか? 皆で考えていきましょう。
 

《賛同の声》

 

いくつも取っていたチケットがすべてキャンセルになりました。⾒られないこちらも寂しいですが、演者の皆さんはどれほどの…。
もう⾒られなくなる舞台が⽣まれないよう⽀援は絶対に必要です。
お芝居も⼀般の製造業と同じように、どんな内容の商品(作品)を作り、お客様(観客)に楽しんでいただけるかを考え、試作品を作っては直し、形が出来てもより良いのへと発展させていってくださっています。そんな作り⼿達(作家、各種スタッ フ、演者など)の作業はボランティアであるはずがありません。
残念ながら今回は作り上げたものは私を含む客達の⼿には届きません。と⾔うことは販売ルートが無いことになります。そうなれば制作費、広告費などにかかった費⽤は回収できないことでしょう。作品を披露しないと現場にはほぼ実⼊りがか なくなるはずです。製造者の⽣活は⽴ち⾏かなくなることで しょう。
故に緊急⽀援対象とする必要はあるとは思います。⽂化も⼀般の⽣活に必要なものです。是⾮この声達に⽿を傾け、 意を汲んでください。
私は、舞台に何度⼈⽣を救われたか分かりません。つよくつよく賛同します
わかぎゑふ

わかぎゑふ(劇作家・演出家・俳優)

あなたは政治家ですか? あなたは父親ですか?
あなたは作曲家ですか?
あなたはサラリーマンですか?
あなたは野菜を作ってますか?
あなたは母親ですか?
あなたは魚をとってますか?
あなたはパン屋さんですか?
あなたはお店の経営をしてますか?
 
あなたは?
あなたはどんな仕事をしてますか?
あなたは何故してますか?
 
食べるため。
好きだから。
誇りを持って。
将来を考えて。
伝統を守るため。
 
何のために?
 
私は自分の仕事、演劇のために生きています。演劇が自分の人生にくれたあらゆるエネルギーに感謝し、紡いで行くために。
 
地球規模の災厄の事態の渦中に居ても、
私たちは生きるために仕事をしなくてはならない。自分の尊厳のために。口を糊しなくてはならない。
 
それを取り上げられたら、あなたは政治家をやめますか?父親をやめますか?
作曲を、サラリーマンを、野菜作りを、母親を、魚をとるのを、パン屋を、お店の経営を、止めますか?
 
止めてどうしますか?
 
私は演劇を辞めません。辞めるよりは続ける事を見つけて行くことに悩みます。
それが生きると言うことだと思っています。古今東西のあらゆる人の生き様を映し出し、こねくり回し、考え倒す。この素晴らしい仕事を辞めることはありません。
 
いつか必ず劇場に明かりが灯るでしょう。その日のために多くの仲間と、今を凌いで生きたいと思います。どうかその時にはその灯りの下に集って下さい。
 
私は演劇人です。

 
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笈田ヨシ

笈田ヨシ(俳優・演出家)

演劇とは共同体の再確認です。
それはギリシャ悲劇の昔から変わっておりません。
日頃、別々にくらしている個人が劇場に集まって、ある一つの考えを分かち合おうとする行為です。
しかし、今の社会は曖昧で経済第一、とても住み心地の良い共同体とはいえません。
我々は今、劇場で観客と一緒になって、より質の高い共同体の再構築をしたいのです。
勿論演劇は社会の片隅にある、ほんのちっぽけな行為では有りますが、そこから良き未来に繋がる一つの入り口が見つかれればと願っております。
 
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《賛同の声》

 

公⽴⼩学校・中学校で芸術鑑賞担当をやってきました。いつもの体育館が劇場にかわる、そんな驚きを⼦どもたちに体験して欲しくて、劇団の⽅々と関わらせていただいて来ました。これから先もずっと、⼦どもたちに驚きや楽しさ喜びを感じ続けさせたいです。
いつもいつも私の⼼の⽀えで、⻘春のすべてであった舞台芸術がコロナ後の世界の⼈たちの⼼の⽀えとなりますように!
私は3年半前に⼤衆演劇と出会いました。⽣の舞台の素晴らしさ劇場という⾮⽇常的な空間で体感するもの全てに魅了さ れ⽇々の⽣活にもパワーを貰えていました。ジャンルは違え ど演劇とは世界中 遥か昔から⼈々が楽しんできた娯楽であ り⽂化です。それを絶やしたくありません。必ずまた劇場で素 敵な舞台を観れる⽇を信じて。
庄﨑隆志

庄﨑隆志(劇作家・演出家・俳優/聾者)

コロナの渦によって今、人は、人と人のつながり、心と心のつながり、演劇と福祉のつながりを失いかけています。
この大切なことを、なぜ取り残してしまったのでしょうか?
それはやはり日本の文化性の低さだと言えます。
今こそ、「演劇は生きる力」が必要とされています 。
私たちのインクルーシブ舞台を通して、様々な観客とともに生き、公演を、演劇と福祉をつなげるきっかけとし、「人と人のふれあい」が出来る時を待ちたいと心強く願っています。
 

館 宗武

館 宗武(劇団主宰/函館)

私は、北海道の函館という街で演劇活動しています。
演劇においては、全国の名だたる諸先輩方が魂を削り、劇場やライヴハウスのオーナーやスタッフの方々が歯を食いしばって耐えています。アマプロ問わず、東京も地方も関係なく、すべての演劇人が「演劇をなくさないために何をするべきか、今この時をいかに生き残るか」を必死に考えているのです。
皆さんの心に響く、胸を熱くするような演劇をまたお届けできるまで、この文化を守り支えるために、どうか皆さんのお力を貸してください。
 

《賛同の声》

 

演劇は時代の記録であり記憶でもあります。私にとっても⽣活の糧であり、⼈⽣の⼀部です。早く保証され、再開され る事を強く希望します。
演劇は、⼈が⼈として⽣きるために⼤事なことを教えてく れるものだと思います。本当は、いじめや暴⼒やDVもロー ルプレイのような演劇教育が⼀番防⽌に役⽴つのです。演 劇の⽕を消さないでください!
私は劇場に学んだ。
義務教育と⾼校と、更には⼤学を⼆つ、そのうち⼀つは演劇専攻であったが、そうした学校で学んだことよりも劇場で得たことの⽅が今は⼤きい。例えば世界の多様性や、懸命に⽣きる個々の存在や、「絶対」の疑わしさや、⾔葉とイメージと存在の乖離の知覚や、とにかく私がス テージで得られたものを上げれば切りがないが、それらの共 通点を上げれば、「社会と対峙することの⼒」の獲得といえる。
いい加減な思い込みで世の⼈々を押し流そうとするいくつかの社会と対等に切り結ぶために私は演劇と向き合ってき たし、これからも向き合っていくことだろう。「⽣きる」ために。演劇のない「押し流されることを許す社会」にあっては、 ⼈は存在することは可能でも「⽣きる」ことは出来ない。そうならないことを願うものである。
桑原裕子

桑原裕子(劇作家・演出家・俳優)

ふだんは家にいることが幸せで、いくらでも引きこもれるわと思っていた私が、こんなに演劇を恋しく、乞う想いにかられるとは。息を吸うように演劇の世界にいて、稽古場や劇場へ通うことが自分の生活そのものであったこと。家にいても旅に出ても、演劇が自分の血や肉としてそこにあったことを、今さらにあらためて気づかされる日々です。
 もし、少しでも近しい想いを感じておられる方がいたら、お力を貸していただけないでしょうか。健康で、こころにゆとりがあれば、で、かまいません。演劇があたりまえのようにある生活を、どうか一緒に守っていただければと思います。
 

坂本好逸

坂本好逸(演出家・俳優/秋田県横手市)

「演劇の灯を消してはなりません」
 演ずる者と観客が同じ空間で共鳴し合う事で成立する演劇が、コロナ騒ぎで閉ざされています。人間に「心の豊かさと生きる喜び」を与え続けて来た「演劇の灯」を消してはなりません。舞台を支える多くの人々、開幕を待ち望む観客の皆様の為に・・・。
 このプロジェクトにご賛同いただけますようにお願い致します。
 

《賛同の声》

 

演劇は、なくてはならないものです。⽣の体験はこどもたちの⾝近にあるべきです。⼤⼈たちにも必要です。⼀般の⽅々にも体験できるためにも、専⾨性の⾼い⽅々を守るべきです。未来を⽀えるジャンルです。経済的にもきちんと守られるべきです。
リアルな演劇公演が⽣活からなくなってしまったら(例えば、映像でアーカイブを観るような疑似演劇しかなくなってしまったら)、わたしの⼈⽣で最も⼤切なもののひとつがスッポリ⽋落してしまいます。周囲にはそんな⼈が沢⼭います。
学⽣時代からお芝居が好きです!いまは宝塚・ミュージカ ル・歌舞伎、毎⽉4、5本は観て仕事を頑張る原動⼒にしています。
瀬戸山美咲

瀬戸山美咲(劇作家・演出家)

政府が大規模イベントの中止を呼び掛けた2月末から、多くの演劇が「自粛」期間に入りました。もうすぐ3ヶ月になる今、再開の目処は立っていません。また、劇場公演のみならず、子どもたちが初めて演劇を観る機会である学校公演や、公共劇場などの市民ワークショップもすべて中止となっています。このことは長期的な視点で見ると、社会にとって大きな損失です。

今、小さな劇団から大きな興行までそれぞれが負債を抱え、また舞台に関わるあらゆるセクションの人たちが収入を絶たれている状態です。このままでは「観る演劇」「参加する演劇」双方の担い手であるプロフェッショナルが離職する恐れもあります。

市民の皆さんがさまざまな形で演劇に触れる機会を絶やさないため、お力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
 

川崎歩夢

川崎歩夢(舞台制作)

僕にとって
演劇は生きる力です。

子どもの頃から
生の舞台にふれ
時には、生きる勇気や
生きるとはなにかを
考えさせられたり
多くの事を勉強させて
もらいました。

役者がおり、
スタッフがおり
お客様がいる
その、総合芸術分野を
絶やしてはいけないと
思います。

役者が安心して
舞台にたてる日を
お客様が笑顔で劇場
に遊びにこれる日を
そんな日常を取り戻すためにも、
皆さんと一緒に歩んで
いきたいのです。
 

《賛同の声》

 

⽬の前で、⽣⾝の⼈間が⽣の声で物語る。歩き、跳ね、泣き、笑い、怒る。その時私は、その世界に共にいる。演劇は、私の友です。演劇の⽕を消さないでください。
元来演劇は好きでしたが、20年ほど前に過労で体は壊す、 同期にも先輩にも裏切られる、元配偶者にも仮病とモラハラされるなど、通院で外出することさえ⼈⽬を偲んでいた時、1枚の演劇のチラシが、私を再び演劇を劇場で観ることに誘ってくれました。そしてその芝居に私は堂々と⽣きていいという勇気をもらいました。
⼦どもたちのこころを育むチカラを持つ演劇を守らなければいけないと思います。今は命を守る事に国⺠は⼀⽣懸命に取り組んでいます。命が守れたその先にこころを守る為に、こころの健康を取り戻すために、演劇はとて も⼤きな役割を果たしてくれると信じています。
谷 賢一

谷 賢一(劇作家・演出家・翻訳家)

 舞台芸術はどの業界よりも早く、自ら自粛を決断し、極めて大きな損害を蒙りながら、新型コロナウィルス感染防止対策に努めてきました。そして恐らく、どの業界よりも後まで自粛を続ける運命にあるでしょう。官民の支援なしにはこの苦境は乗り切れません。ぜひご理解と応援をよろしくお願い致します。
 

中山夏織

中山夏織(プロデューサー)

私の出会う観客は、劇場には行けない知的障がい児や重度の肢体不自由児、医療的ケア児とその家族たちです。管につながれている子どもも、思うように体を動かせない子どもも、自分の意思を伝えられない子どもも、じっとしていられない子どもも、そして健常の兄弟姉妹たちも、生きていることの喜びを、ともにあることの喜びを分かちあい、家族の記憶を紡いでいく演劇です。だから、なかば命がけで参加されるご家族も少なくありません。
ひとりひとりの反応に、演劇の力の無限さを見てきましたが、いま私たちはその場を失おうとしています。皆様のお力を貸してください。ご署名をお願い申し上げます。
 

《賛同の声》

 

⼩劇場の演劇を⽀える裏⽅の多くはフリーランスの⼈々です。若者が中⼼でボラで働いたりもする。次世代演劇を担う若者たちが瀕死の状態です。助けてあげて下さい。
⾃分の⼈⽣において無くてはならない存在です。どれだけ歌や舞台、アートに助けられたかわかりません。今回もコロナの影響でライブが中⽌になりましたが、⼀番⼼配なのは舞 台を届けて下さる⽅々の経済や精神的な危機です。どうか演劇 緊急⽀援が受けられる世の中になります様に。
演劇は、⼈⽣をより深く考える豊かな時間をくれます。⾃ 分や世界を新しくみつめるきっかけになり、⽇常を輝やかせてくれます。⼈間を⼈間たらしめるのは⽂化であり、演劇は⽂化を担う⼀翼です。その⼤切な翼を私は失いたくない。
田原雅之

田原雅之(演出家/沖縄現代演劇協会理事長)

「未来のために今できること」
沖縄でも仲間たちが真剣に“今”と“未来”に目を向けています。
沖縄のために、日本のために、今できることを考え、しっかり向き合って歩き始めなければと強く強く感じています。皆で想い合い助け合い乗り越えていきましょう。
 

浜中くるみ

浜中くるみ(俳優)

4月1日。
公演を翌週に控え、全日程の中止が決まりました。
誰かがエイプリルフールの冗談だと言うのを待ちましたが、現実でした。
覚えている限り、人生で一番悔しくて、複雑な感情が溢れ出てきました。
あの時吸った煙草の味はきっと生涯忘れないでしょう。

私たちは今、人類の歴史を見ても、多くの人が経験し得なかった変化の時代を生きています。
もう元には戻れない。新たな時代を創っていく。
困難を乗り越えた先にある芸術は、想像を超えたものがたくさん生まれる気がします。

安定した経済基盤は、多くのことを可能にします。
誰かの人生にとって大切な作品が、新たに生まれるかもしれません。
とっても便利で、デジタルな現代であるからこそ、とってもアナログである演劇は、人間らしくあれる希望です。

演劇と共に未来を生きるために。
応援のほど、よろしくお願いいたします。
 

《賛同の声》

 

芸術は経済活動の様な利益は産み出しませんが、想像の世界を拡げ、その場にいる⽅々との共有した気持ちはお⾦に は変えられない豊かさを 、時には 勇気を くれるかけがえのないものと思います。それを⽀えて下さる総てのスタッフを⽣活苦に追いやる事は本意ではありません。この苦しい時代に彼 等の夢とその努⼒を無にしたくありません。
劇団も俳優もスタッフも⽣きるすべを失っています。教えることも出来ずレッスンも受けられず、若い⼈たちがアルバイトで稼ぐことも出来ない状況は、60年近くになる演劇⼈ ⽣で初めての経験です。
⼤好きな演劇、舞台芸術の危機。⽂化を守るためにも公的に援助してほしい。今、コロナに⽇々奮闘している医療従事者も日頃舞台⾒て⼒をもらってます。
柴田和宏

柴田和宏(俳優)

私はこのコロナ禍の影響で自分の出演する予定の舞台が中止になりました。
なにが正解かわからない手探りな状態に悩みながらも今を生きています。
演劇が出来ないこの状況を、こんな状況だからこそ色々なことに思考を働かせていつか平和な日常が戻ったときに自分のプラスにすることがいま出来る自分の役者としての過ごし方だと思っています。

舞台が無事に開ける世の中が戻ってくることを本当に願ってます。
 

吹雪ビュン

吹雪ビュン(俳優・演出家/山形県)

私は山形で全力演劇という演劇プロジェクトの代表として、演劇活動を行っています。
私共の企画していた演劇祭もこの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響の為、実質中止を余儀なくされました。
人と出会いお互いの想いを語らい物語を紡ぎあげる密接な関係こそが演劇の根幹であるにもかかわらず、この感染症の為その行いそのものを否定されてしてしまっています。
今は難しいけれどポストCOVID-19の時代のため、今は守り備えてこの災厄から再び立ち上がる時、きっと力になれると思います。
そのときまで優れた演劇に関わる方々が生業を保ち、生き残れるように皆様のお力添えを心よりお願いします!
 

《賛同の声》

 

私は演劇部に所属している⾼三です。仲間と創る最後の舞台は中⽌となりました。お⼩遣いを使って買った布で作った⾐装、何度も改良を重ねた⼩道具、何回も描き直した⼤道具、喧 嘩続きで話し合った照明、寝る間も惜しんで考えた⾳響。感情的に叫び合い、その度にお互いを認め直し、笑いあったあの⽇々。そして何より、後輩に演劇を通して伝えるはずだった⾊んなことを伝えられないことが、私は⾔い様もなく悲しいのです。
演劇は温故知新そのものだと思っています。先⼈の想いを受け継ぎ、そこに⾃分だけにしかできない演技、演 出を重ねる……。⾃分がまず楽しむことで観客を楽しませる。 舞台の上で死んでもいいと、そう思うほどの熱意がなければ演 劇はできないと、そう思っています。決して演劇の炎を絶やしてはいけません。
演劇は時間と資⾦と⼈的労⼒をつぎ込む壮⼤な消費ですが、 ⼈が⼈として⽣きるために⾳楽と並んで不可⽋の栄養源であり、滅びてはならないものです
憲法第25条の「健康で⽂化的な最低限度の⽣活を営む権 利」における【⽂化】とりわけその中核と思える演劇ほど⼈間らしい⽣活に資するものはない。⼼の栄養源となる演劇へ の緊急⽀援プロジェクトに強く賛同いたします。
古賀弥生

古賀弥生(アートNPO主宰、大学教員)

私は大学で芸術の力を活用した人づくり・まちづくりについて研究と教育を行っ
ています。
演劇は教育や福祉など社会の幅広い領域でその力を発揮しており、私たちの社会
や地域に必要なものです。
そもそも演劇のない世界なんて、つまらなさすぎて考えられない! 演劇の灯が
消えることがないよう、多くの方の支えが必要です。どうぞご支援をよろしくお
願いいたします。
 

岩崎加根子

岩崎加根子(俳優・劇団代表)

「演劇にたずさわる者の願い」

お客様と共に、愛を求め、
楽しみや穏やかな安らぎを
みつけたいと望むこと。

人の生き方を考え、一念を貫き、
熱き心を持って『共同芸術』に
絶えざる精進を、おしまぬこと。

たとえ、人との関わり方が変わっても
その場、その時を凌いで生きる
「さま」を表現していく。

その心を絶やさぬよう
切にお願い申し上げます。
 

《賛同の声》

 

深くてやさしい滋養の在る魂の⾷べ物である演劇、この困難を のりきり継続する事を⼼から願っていますっ!
賛同いたします。「演劇の死」は、現代ではなにより貴重で⼤切な「対話の死」「想像⼒の死」とも⾔えるのです。”本当にその通りです。演劇の灯⽕を消さないでください。
本当に!...この騒動をふまえた次の作品だってきっとあるだろ うし、無事に⽣き延びられたらどんな⾵に料理されるのか観なくっちゃ!って思う。それは今、慎重に⽣きる糧になってる。
眞鍋卓嗣

眞鍋卓嗣(演出家)

人と人が実際にふれあい、交流して作られる演劇は、
その性質から「人間」に関わる様々なことに役立っています。
創作・鑑賞で多様な学びを得られることはもちろんのこと、
教育や地域活性にも役立ちます。

演劇は、人間をより人間らしく、豊かにする大切なものの一つです。
演劇活動は、人々の暮らしに必要という意味での「職業」であること。
先輩たちは、その理解を拡げるために長年の努力をしてきました。

しかし、人が集えなければ全く機能しない演劇は、
新型コロナ禍において、未だかつてない危機に直面しています。
私たちはそれでも希望を捨てず、未来に繋げていく道を探そうとしています。

ピンチの時には「側にいる」と言ってもらえるだけでもありがたいものです。
なにとぞ、皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。
 

畑澤聖悟

畑澤聖悟(劇作家・演出家/青森県)

青森で作ったお芝居を東京のお客様に見て頂いたり、札幌のアトリエで稽古したり、飛行機乗り継いで沖縄のお芝居を観に行ったり、宮崎生まれのスタッフさんの誕生日を名古屋の劇場でお祝いしたり、初めて訪れた街で初めて出会うお客様と語り合ったり。そんな素敵なつながりがまた戻ってくることを心の底から祈っています。日本のどこかの劇場でまたお目に掛かりたいです。 どうか、ご署名をお願いいたします。
 

《賛同の声》

 

⼀瞬⼀瞬に賭ける役者さん達。呼吸⼀つ、⾜⾳⼀つと細部ま で神経を注いだ演技には驚かされるばかりで、どれだけ練習を されたことかと思います。そして、演技に⾊を添え、観てい た私を時代を越え、国を越え連れて⾏ってくれた⼤道具、⾐ 装、照明、⾳響など劇を裏で⽀えてくれる⽅々。またその公演を⽀えてくれる多くの⽅々。彼らを守り、演劇の喜びをこの国から消さないで下さい。
2⽉下旬以降の舞台関係者の皆様からの悲鳴のような訴えに対し、これまで⾏政はどのような⼿を差し伸べてくれた でしょうか。この危機を救わねば、⽇本の⽂化⽴国など夢のまた夢です。演劇⽂化のファンとして個⼈も微⼒ながら⽀援を続けていきたいと思いますが、国、⾏政からの⼿厚い⽀援が不可⽋です。よろしくお願いいたします。
ライブに勝るものはないと思っています。息づかいやその場の空気、演者さんの魂は舞台上にあります。感じるものがやはり映像よりも多いような気がします。演劇に素晴らしい未来を!
西川信廣

西川信廣(日本劇団協議会会長)

フランスの経済学者で哲学者のジャック・アタリは文化芸術は「命の産業」と言っています。 その言葉をかりれば、私たち表現者は広い意味で人間の命に触れる仕事をしています。
その仕事が、コロナウィルス禍の中で何もできない事態が続いています。
舞台芸術=命の産業を途絶えさせないために、皆さんの力がどうしても必要です。
ご署名とご支援をどうぞよろしくお願いします

 

丸山裕介

丸山裕介(劇作家・演出家/徳島)

人生の節目に演劇に助けられて今があります。

今は、徳島市内で演劇をしています。
徳島市内のアトリエで稽古をしています。
アトリエの屋上から眉山が見えます。
屋上から下を見ると歓楽街が見えます。
夜、紫煙を燻らせながら見る街は人通りが少ないです。

先日、アトリエに向かっていると三日前にホームレスになったという人に声をかけられました。
こんな田舎で、と驚きました。

近隣のライブハウスが危ないという話を良く聞きます。
近県の劇場が危ないという話を聞きます。

今、災禍の中だとこの場所で感じています。

災禍が過ぎた後、人が集う場所が必要です。

人はこの厄災を乗り越えるのだと思います。

傷ついた体を癒す場所が病院です。

傷ついた心を癒す場所が劇場です。

場所を守るために皆さんの力が必要です。
 

《賛同の声》

 

⼀⽇も早く事態が終息するのを祈ると共に、終息後も⽇本で舞 台芸術を含めた⽂化が軽視されず守られていくことを⼼から望みます。
舞台から沢⼭の物をもらいました。元気であったり楽しい気 持ち。時には⾟く、悲しい気持ちになる時もありました。でもそこから考え、読み解く⼒も得ることが出来ました。お芝居が好き。⽣で感じるあの独特の空気が好き。直接感じる⽣命 ⼒...
舞台がなければ今の私は居ません。私のように舞台に助けられた⼈、まだ出会えてない⼈を助ける為にも、絶やしてはい けない⽂化です。この⽂化は守って⾏かなければいけません。
平和で⼼豊かな世界を作るには想像⼒がとても⼤事だと思っています。そして想像⼒を育てていくためには。演劇や映画、歌や絵画などの芸術の⼒が必要だと思います。どうか演劇に携わる⼈たちの暮らしと活動が守られますように。
高畑淳子

高畑淳子(俳優)

東日本大震災のあった2011年5月、日々まだ余震が続く中、私は青年座の『をんな善哉』という芝居で舞台に立っていました。皆さんが不安な気持ちで生活される中、公演をすること自体の是非を自問自答して舞台に立ったのですが、結果多くの方が劇場にお越し下さり、笑い声が劇場内に響きました。その時、改めて人々が集い感動を共有することのできる演劇の力を実感しました。
その演劇が今、瀕死の危機に立たされています。演劇の肝である集うことが禁止されているのですから。このまま演劇を死なせてはなりません。
そのためにもどうぞこのプロジェクトにご賛同賜りますよう心からお願い申し上げます。そして一日も早く劇場でお会いできますことを願っています。
 

津嘉山正種

津嘉山正種(俳優)

このコロナ禍は、いつまで続くのでしょうか…
芝居は、舞台と客席が一体となって創るもの。舞台から放たれるエネルギーが波となって客席に流れ、会場が濃く熱い空気で満たされていく…
それが許されない今、私たちはじっと再開の時を待つしかありません。
演劇の未来のために、演劇を愛する全国の皆様の力が必要です。
どうか、皆様、お力添えくださいますようお願い致します。
 

《賛同の声》

 

⻑い歴史を⾒れば、演劇は⼈間と切っても切れない関係で、 ⼈々を幸せにしてきました。⽂化⽔準の⾼さは国の経済も向 上させ、国の信⽤も上げます。演劇は国際親善にも⼤変貢献してます。『演劇』は国と世界の財産です。演劇も含め、全ての芸術の⽀援を御願い致します。
⼈⽣のなかで様々な形で触れてきた演劇が、⽇本の社会のなかで健全に⽣き続けていくことを望みます。⼈間の⽂化は好き嫌いではなく、あるべきものだと思います。
演劇も⾳楽もスポーツも、「⽂化」を⼤切にできるのかどうかにその国の⽂明度が現れるし、そこからその国の⼈⺠の「⺠度」がはかれると思います。⽇本もそういう国にしなきゃなら ないと思うし、そういう政府をつくらなきゃならないと改めて強く思います。
津嘉山正種

銀粉蝶(俳優)

賛同します。
 

長田育恵

長田育恵(劇作家)

2月以降、演劇は自粛や上演中止を余儀なくされ、たとえ緊急事態宣言が解除されたとしても、劇場に元通り観客が戻る日はしばらく先になってしまうことでしょう。
演劇とはなにか。必要なものなのか。多くの演劇関係者が自問自答の日々を過ごしています。

私にとっての演劇は、劇場で人間の営みを描くことで、過去と未来を橋渡しするための手段です。その日いらしてくださった客席の皆さまと共に一度かぎりの舞台を創り上げる。劇場という虚空の中で、体験と想像力を借りて立ち上がるという性質上、ほんとうの到達点は、創り手自身でさえ観ることが叶いません。ですが、時にそれは、観客おひとりおひとりの心に焼き付き、記憶となって運ばれていく。遠いところへ波及していく。未来を照らす可能性さえあると信じています。

今はなによりも、命と暮らしを守ることが大切です。演劇がふたたび役割を果たしていくのは、この日々を抜けた先になるのだろうと思います。私たち演劇関係者は今、その日が来たら再び素晴らしい作品を創ることでご恩返しいたしますとお約束することしかできません。それでもどうか、お願いさせてください。演劇に少しだけお力を分けてください。
皆さまのご理解とご支援をお願いいたします。
 

《賛同の声》

 

次に踏み出す⼀歩を、勇気を貰ってきました。芸術から歌から劇から、常に。⼈は⾐⾷住⾜りとても⽣きてはいけません。 ⼈にもなれません。
⽂化芸術の灯を絶やさないで。芸術鑑賞は⼼の⽀えです。 救いです。芸術によってその瞬間癒された時「ああ、今この感 動を味わえて⽣きていてよかった」と思えます。今のこのコロナ禍を乗り切ったら、また⾏きたい!と⼼の⽀えにしていま す。同じ国難を乗り越えるのに職種差別しないで。⽇本は⽂化芸術、演劇界に対して本当に冷たい。後進国ゆえんです。芸術⾯へのドイツの早い対応を⾒習ってください。
こんなに⻑い間お芝居が観られないことが⾟いとは。また、劇場で⽣のお芝居を観たいです。
鈴木美恵子

鈴木美恵子(シアターねこ/愛媛県松山市)

芸術文化は人が生きるための社会インフラとして当たり前に必要です。

中でも舞台芸術は、人と人が現場で出会い、
「密に会話し」「密に身体を動かし」「密に観客と空間と時間を共有し」
完成するという現代の潮流とは真逆の超アナログな代物で、
コロナ対策としての「三密禁止」では無しえないことです。


だからこそ、そこには人の精神に作用する何かが生まれるのです。

人としての豊かさを育み続ける舞台芸術を助けてください。
 

斎藤ちず

斎藤ちず(NPO法人コンカリーニョ 理事長/札幌劇場連絡会 会長)

北海道札幌で、コンカリーニョという173席の小劇場を運営しています。学生時代に演劇をはじめ、大学を中退し、役者→演出→ホール運営と、結局ずーっと、芝居と一緒にいます。北海道は自粛の始まりが早かったので、もう3ヶ月近く、コロナに翻弄される日々を送っています。劇場の予約は、空っぽ…、次々に渾身の作品を携えてきてくれるはずだった劇団さんとも全く会えず…、彼らの作品は、一つも見ることも、お客さんに観てもらうこともできず…。

私たち劇場もずいぶん長く、コロナとともに過ごさなくてはならなくなりそうです。私たちもあの手この手で踏ん張ってみます。

皆さんのお力をぜひ、お貸しください。よろしくお願いいたします。
 

《賛同の声》

 

映画とちがって⼀回きりの再⽣なしの演劇。公演延期や中⽌は筆⾆に尽くしがたいことだと思います。⽂化の灯を消さないよう、どうか頑張ってください。応援しています。
演劇は、こどもたちの⼼を育み、感情を豊かにし、⼈と⼈との関係性の中から⾃分とは何かを⾒つけてゆく⼤切なもの です。⼤⼈にもこどもたちにも、⾃分を発⾒し、歴史を追体験し、来るべき未来を想像し、創り出す元になるものです。 専⾨性も⾼く、これらに携わる⼈々の⽣活基盤を補償すべきです。
学⽣時代、学校⾏事での芸術鑑賞で⼤変感動したことが今も思い出に残っています。これからも演劇で新たな⽂化や感動に触れられることを願っております。
亀尾佳宏

亀尾佳宏(劇作家・演出家・高等学校演劇部顧問/島根県)

演劇をつくることを仕事としている人もいます。
演劇を支えることを仕事としている人もいます。
仕事ではなないけれど、演劇に関わることで生きる希望を見出す子どもたちもいます。
全国には約2000の演劇部があり、数えたことはないけれどおそらく数万人の演劇部員たちがいます。仲間たちと喜びと苦しみを分かち合いながら、自分たちの表現を目指して芝居に打ち込んでいました。しかし今、上演の場は閉ざされ普段の稽古すらできない状況にあります。自分たちが活動できないだけでなく、それまで目標として背中を追いかけてきたプロの演劇人が、表現する機会を失い、困窮し、時に世間の批判にさらされる現状を目にして胸を痛めています。文化芸術は、こんなにも脆いものだったのでしょうか。この国に文化芸術は、不要なものだったのでしょうか。そうではない、と信じています。
子どもたちが自由に表現をする、表現を享受できる場が必要です。
子どもたちの心を刺激する、優れた表現を生み出し続ける演劇人が必要です。
演劇は、それを仕事としている人だけのものではありません。
演劇を支え援けることは、もっとたくさんの何かを救うことだと思っています。
 

小川絵梨子

小川絵梨子(演出家)

ごくごく当たり前だと思っていた日々の暮らしが、これほどまでに有難いものだったことを、今痛感しています。稽古場でも劇場でも、人と一緒にいられることへの感謝をあらためて感じています。私にとって、演劇は社会批判や啓蒙ではなく、演技や台本を通して、共感したり、痛いところをつかれたりしながら、「人」についてをより深く教えてくれる存在であります。日常生活だけだと知り得ないことを芝居を通して自分事のように体感し、そして誰かと共有することで、人と繋がっている喜びを感じさせてくれるものもあります。このような体験は演劇のみならず、あらゆる文化芸術に存在していることだと思いますが、舞台公演は現代の経済活動としては非効率的に成らざるを得ず、社会の中でどうしても忘れがちにされてしまう存在だとも思います。小さな存在であるかもしれませんが、人と共に生きる事を大切にしている演劇や舞台活動が、これからもこの社会の中で発展していけるよう、どうかお力をおかし下さい。よろしくお願い申し上げます。
 

《賛同の声》

 

芝居・演劇が⾝近でない地⽅の市⺠にこそ、この声を届けていただきたい。⼩さな公⺠館や温泉施設で演じられる芝居がどれだけ⼈々を励まし、勇気づけることか。演劇は⼈々に寄り添う芸術でもあるのです。
10代学⽣時代から60歳になるまでずっと演劇に夢と希望勇 気をもらってきました。これからもずっと応援していきます。
豊かで多様な⽂化こそが「美しい国ニッポン」に繋がります。⽂化芸術⽴国⽇本。将来の⽇本の⼦供達の為に、魅⼒ある国作り、海外から尊敬される国作りの為には、経済⼒だけ ではなく、世界から⾒て魅⼒ある芸術⽂化が有る事が必須条件です。国⼒になります。今を⽣きる、これから伸びて活躍する芸術家たちを⽀える為、未来の⼦供達に「美しい国ニッポン」を育み繋ぐために、⻄欧諸国、諸外国の⽂化政策並みの予算措置をお願い致します!!
ふじたあさや

ふじたあさや(劇作家・演出家)

 児童青少年演劇の分野では、状況はさらに悲惨である。 児童青少年演劇は上演の9割以上が小中学校や幼稚園・保育園での鑑賞教室か、会員制の子ども劇場・おやこ劇場での公演なので、演劇界では『児童青少年演劇なんてどこにあるんだ?』といわれるような存在だが、北海道から九州まで、児演協(日本児童・青少年演劇劇団協同組合)傘下の劇団だけで62劇団、非加盟を含めれば80や90ではきかないだろうと思われる。メインが授業時間を割いての鑑賞教室なので、そのほとんどが給料制の専門劇団である。
新型コロナはその児童青少年劇団を直撃した。学校の休校はほとんどの公演を中止に追い込み、子ども劇場・おやこ劇場も公立文化施設の閉鎖で中止や延期となった。3,4か月も無収入では、給料の出どこがない。そうでなくても子どもの数の減少で、どの劇団も赤字を抱えている。まさに存続の危機なのである。
学校は早晩再開されるだろうが、今の学校では授業の遅れを取り戻すために鑑賞教室は後回しにされるだろう。この分野の危機的状況はまだ続くと見ていい。
子どもの成長にとって『人の身になれる』演劇の役割は重要である。児童青少年演劇が存続できるようなご支援・ご配慮をお願いしたい。

 

黒田百合

黒田百合(演出家・劇団主宰/石川県金沢市)

「演劇の可能性を信じて」  
コロナによって、私たちの社会は大きく変わろうとしています。
新しい社会が構築されるいま、危機感を持っているのは社会の中での関係性です。繋がりを子どもたちは何から学べばよいのか。人と接することが怖いと感じ、疑いを持ち始めたいま、人との関わり実感しイメージの共有を共にし、その恐怖を解消するために、これから演劇が必要です。なぜなら演劇は見るためだけでなくその手法の中に、社会を豊かにする力があります。もう一度、関係づくりを再構築する力があります。いま私たちの叫びを聞いてください。演劇人のこれからを救ってください。社会に演劇の力が必要なのです。

 

《賛同の声》

 

演劇だけではありませんが、ここまで繋がれた輪が切れることは、この⽂明と社会にとっての⼤きな損失となるでしょう。
演劇は夢の舞台であり、演技者と観覧者が⼀体となってひとつの世界を作り上げ、⾮⽇常的な愛と癒しの空間を共有できる素晴らしい⽂化です。
賛同します。このような状況が続く中でも演劇を再開できるように、劇場設備(換気や除菌、座席間の間隔調整など)の改善に予算を付けるべきだと思います。芸術・⽂化の灯を消さないために!
井崎哲也

井崎哲也(俳優・手話教室講師/日本ろう者劇団)

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、去年の末から稽古を続けていた公演が中止となりました。その上、地方公演も延期されることとなり、 設立して以来40年を迎える私達の劇団も、前例のない苦境に立たされ、
大きなダメージを受けています。
ろう表現者の人口は少なく、ろう者の観客と表現の場所と時間を共有できる機会
を失うことは精神的な疲弊や生活苦を招き、表現活動を辞める人も出て来ます。
子供に夢は何ですかと聞いたらプロ野球選手とかサッカー選手とかアイドル歌手などの返事が一般的です。同様にろうの子供たちの夢は「ろう俳優」という返事が多いのです。
その希望を叶えるためにも援助をぜひお願い申しあげます。
どうぞよろしくお願いします。

 

井崎哲也

石田千晶(高校教諭/山口県) 

私は子どもたちの成長過程に演劇との出会いがあって欲しいと心より願っています。高校教員として、高校生が演劇を通して成長していく姿を目撃してきました。観劇や戯曲の読み込みで、様々な立場を知り、その心の動きをたどり、共感し、感動し、周囲と思いを分かち合い、生き方や価値観の多様性を学びます。演じることに挑戦し、心を開き、ありのままの自分を受け入れることができるようになります。さらには、自分たちで演劇作品を創り、演劇を通じて発信することもできるようになります。彼らが自己肯定感・自己有用感を獲得していく過程は演劇以上にドラマチックでさえあります。 コロナ禍で披露の場も観劇の場を奪われてきましたが、彼らは「いつかまた!」を信じてリモートで稽古し、演劇配信等を観て学んでいます。
 

《賛同の声》

 

演劇が私の世界を広く深く豊かにしてくれました。今演劇を楽しめる私たち⼤⼈だけでなく、この先きっと演劇から⼤ 切な何かを得ることができる⼦どもたちのためにも、演劇界全体を⽀えられたらと思います。
演劇は⽂化であり、⽣活を潤す娯楽でもあると思います。⼈間にはどちらも必要です。演劇に携わる⼤事な職⼈(役者・スタッフ)の灯を消してはいけません。絶対に。
演劇が無くなってしまったら、困る!⼈間が表現するということの、根っこのものなのですから。
日本舞台美術家協会

日本舞台美術家協会

日本舞台美術家協会は、装置・衣裳・ヘアメイク等に関わる個人が多く参加している団体です。会員から届いた声を紹介します。

 ——— 来年夏までの仕事に影響が出ており、演劇、オペラ、ミュージカル、コンサート、2.5次元作品など合計29作品が中止、延期となった。特にオペラの仕事は美術打ち合わせのスタートが1年以上前からの場合が多く、スポンサーや助成の有無に左右される団体もあるので、決断が早い。
今現在も、開幕出来るかどうかわからない作品の美術打ち合わせが、探りながらも進んでいる。プロデューサーから「大道具予算を以前伝えていた額よりも『2/3程度に』『半分くらいに』抑えたい」と言われているが、客席を埋めて公演出来るまでは、現実を受け入れるしかない。フリーランスの立場では、自分の収入減や美術の出来もあるが、仕事を依頼してくれる会社、団体の継続維持が大切だ。実際、自転車操業で資金繰りをしていた小規模オペラ団体は今回のコロナ禍で上演中止し、その負債から活動に終止符を打った。———

舞台美術家M

 

日上田奈津美

上田奈津美(演劇ユニット代表・障害者福祉施設支援員/大分)

舞台上で表現をするという演劇の存在は、障害者の方の自己表現に対する自信を高めることに繋がっている。2018年11月に大分県佐伯市で行われたアートザウルスという福祉イベント内で、ある障害者福祉施設の利用者の方々が即興劇を上演した。4月から毎月2回の稽古を重ね、初めはうまく自分を表現できず泣いていた方も本番では堂々と大きな声で劇に参加することができた。以前は普段の生活で「こんなことを言ってもいいのかな」と心配になることもあったが、自分の表現が受け入れられたことで自信がついたそうだ。13名の利用者がそれぞれ相手の呼吸を感じ、音響や照明の力を借りて、全力で楽しんでいた。舞台上も客席も笑顔であふれる瞬間が今後も続いてほしい。
 

《賛同の声》

 

演劇は、⽣きる勇気と希望をはぐくむ総合芸術、⼈類の宝。
演劇は⽣き⽅そのものに気づくためにとても⼤切な⽂化です!!
不要不急、三密こそが⼈⽣を華やかにしてくれてました! 演劇の⼒を信じております。
清水きよし

清水きよし(パントマイム役者)

パントマイムはコロナごとき死にゃあしない! 演劇の火はコロナごときで消えるわけはない。だって何千年の、時に過酷な時代を生きてきたのだもの。それは演劇が人間には欠くべからざるものだったから。 人間がこの世に生きている限り演劇も生き抜いていきます。 でももっとエネルギッシュに生きるために、 皆さんのご理解とご支援が必要です。
 

渡辺ミキ

渡辺ミキ((株)ワタナベエンターテインメント代表取締役社長)

演劇プロデューサーとして、舞台の企画制作を行っていますワタナベエンターテインメントの渡辺ミキと申します。
劇場では、今まで観客の皆様に支えられて、日本の歴史に残る数々の名作が生まれて来ました。今、改めて観客の皆様に御礼を申し上げたいと思います。
この2月26日以降、沢山の演劇関係者がコロナの問題と向き合い、困難な中、今創作活動のバトンを止めないよう、主催者や制作は必死で戦い、そして作り手・俳優は休止の中でも切磋琢磨を怠らず頑張っています。再開した時に、素晴らしい感動を皆様にお渡し出来るよう、日々力を貯めているのです。
今、皆様の演劇への愛が必要です。
拍手の代わりに署名を。
チケット代の代わりに寄付を。
私自身、引きこもりがちだった少女時代に、劇場で沢山の演劇に触れることにより、初めて生きる意欲を得られた経験が、現在の原点です。 次に劇場でお目にかかる時、我々日本の演劇人が沢山の愛を込めて作った作品が、皆さんの大きな大きな生きる喜びになると、自信を持って申し上げます。
そして皆様と演劇関係者が、元気に劇場で再会出来る日が早く訪れることを、 共に祈りましょう!
 

長田明子

長田明子(日本児童・青少年演劇劇団協同組合(児演協) 代表理事)

舞台芸術は子ども達の健やかな心の発達のために欠かすことはできません。今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の一斉休校等により、児演協加盟団体だけで約1,000件の公演が中止となり(4/11現在)、その後も増え続けています。
幼稚園・保育園・小学校など、子ども達の生活の場で友達と一緒に観たお芝居は、子ども達の心の奥深くに眠り、ふとした時に子ども達を励まし勇気づけ、彼らが進む方向を照らしてくれるでしょう。
子ども達からその機会を奪うわけにはいきません。
ぜひ賛同のご署名をお願いいたします。
 

《賛同の声》

 

お芝居を舞台まで⾒に⾏く事が⼤好きなんです。こんな御時世ですが、なんとか踏ん張って欲しいです。
演劇を⽀え、⼈を育て、公演を作ってきた組織、団体が継続できる資⾦、それを⽀えている俳優等の実演家、劇作家、演出家等のスタッフ、制作、⼤道具製作や劇場のスタッフに⾄るまで、演劇を愛し、演劇を⽀えている⼈々の情熱が途切れないための⽀援が必要です。これは⽂化芸術基本法で定められた芸術家の権利であると同時に、憲法25条で定められた国⺠の権利でもあります。
演劇が⽣きる⽀えになっていたことを改めて気づかされました。舞台を観に⾏ける⽇が来ることを待ち望んでいます。
佐々木愛

佐々木愛(日本新劇俳優協会会長)

例えば、私たち劇団文化座は、二月末、都からの要請で、明日からホールの貸し出しが出来ないと、劇場側から突然言われ、公演中止になりました。同様に、多くのカンパニー、俳優、スタッフ達が活動停止に追い込まれております。今までに無かった状況とは言え、「芸術は人間の生命維持に必要不可欠なもの」と、見解を示されるドイツのメルケル首相などと違って、私たちは今、非常事態に対してはあまりにも無策な文化行政の下に存在するように思えます。長引く自粛生活の後、荒廃した人々の心に、文化芸術の果たす役割は少なくないはずです。この機会に多くの方々に私達の窮状をご理解いただきご協力願えたらと、祈っております。
 

勝柴次朗

勝柴次朗(日本照明家協会 会長)

照明業界では2月27日政府の自粛要請以来全ての公演が中止になってしまい、ほとんどの照明家の仕事が無くなってしまいました。日本照明家協会はこの会員の皆様に何らかの手助けが出来ないか日々検討してきました。ホームページにも持続化給付金など公的助成金の紹介を掲載してきましたが先の見えないトンネルと走り続けている感が否めません。このままコロナ禍終息まで生き延びられるでしょうか。なんとか文化芸術団体への支援をお願いし、照明を始めとする舞台スタッフにも光明を当てていただきたい所存です。
 

《賛同の声》

 

教科書よりずっと多くのことを考えさせてくれた劇場。絶対に無くさない、無くさせない。
初めて演劇を観たのは⼩学校の演劇鑑賞会でした。以来、たくさんの感動や勇気をいただいてきました。
今の時期でも、ずっと舞台映像を⾒て、⼼癒されています。でも、本当に早く⽣の舞台が⾒れる⽇が、来てくれることを願います。
小川幹雄

小川幹雄(日本舞台監督協会 理事長)

舞台監督協会の会員は舞台監督、舞台監督助手や演出助手、舞台スタッフ等々、様々な顔ぶれがあります。ジャンルも多岐に亘り、所属も劇団、劇場、制作会社、個人事業主やフリーランスと様々です。協会では多様なその実情を知るため、アンケート調査を実施して、約百名の方々からご協力を頂きました。
最も被害が多いのは、仕事と収入を絶たれている個人事業主やフリーランスの方々で、もう舞台芸術の仕事を続けることができなくなると言った切実な声があります。また、劇場や会社などの大きな組織は千万から億単位の収入減が見られますし、関わっている人数も多くなります。
この惨禍を乗り切っても、舞台芸術創造を支える人材が居なくなります。また災厄の再来に備えて、基金の創設、補償制度、有効な保険制度、リーガルな契約締結の習慣など、日本の舞台芸術界にともすれば欠けていた、「新しい様式」システムを整える機会とするべき刻だと考えます。
 

三田和代

三田和代(俳優)

今、演劇は、これまで経験したことのない危機的状況にあります。演劇は、私たちが人間らしく在る為に、必要不可欠の文化、総合芸術です。演者と裏方、そして、観客が、ともに、生きている事の喜びを噛み締める、そんな演劇の火を消さない為に、このプロジエクトにお力をお貸し下さいますよう、心からお願い致します。
 

《賛同の声》

 

私は演劇に限らず芸術が無くなってしまった世界が想像できないし、芸術の存在価値を理解しない⽅々による政治は到底 受け⼊れられない。
⽇本が先進国だと⾔うのであれば、⽂化を演劇を守ってほしい!たとえ⽇常が戻ったとしても、そこに⾳楽や演劇がなければ⼼が息づかない。
がんばってください!がんばりましょう!がんばります!
坂手洋二

坂手洋二(劇作家・演出家)

自粛要請による週末の都市封鎖が始まっていた3月29日まで、都内の劇場で本番をやっていた。
しかも国際合作で海外からのスタッフ・キャストを抱えていたため、現在まで続く緊張は、いち早く実感していた。
ただ、守るべき上演中の舞台があるために、どうしても事態を「大丈夫であるように思いたい」という気持ちも、働いていたかもしれない。

千秋楽を終えた翌日から、世間は一気に緊急事態の方向に進んだと思う。
お客様と、仲間たちと、劇場で共有した、まさにその「空気」が、私たちの健康を苛むかもしれないという、恐怖と矛盾に満ちた世界。

我々は、閉じ込められたのではなく、「私たちの町」から、疎外された。
そして、自分たちが生きていくためには、劇場が必要なのだということを、思い知らされたのである。
 

鈴木 聡

鈴木 聡(劇作家・演出家)

儲かるから演劇をやっている、という人はあまりいないんじゃないでしょうか。「ナマがいのち」の演劇はコピーがききません。お金になりにくいです。ギリギリのところで頑張っている人たちがたくさんいます。
 一方、その創造の場としての自由さ、多様さに魅かれ、たくさんの個性や才能や腕前が演劇の世界に集まってきます。ここで出会い、力を磨き合い、他のメディアで大活躍する人も大勢います。演劇はナマで観るお客さんだけのものではありません。日本のカルチャーの大きな源泉の一つだ、とも言えると思います。
 その演劇が危機に遭遇しています。もともとギリギリで頑張っているから、ほんとうに大変です。もしも経済的な困難を理由に、若い才能や熟練したスキルが、この世界から失われることになったら、と思うと切なくて仕方ありません。
 皆さん、演劇へのご支援を、よろしく、よろしくお願いします。
 

ウイングフィールド

ウイングフィールド(小劇場/大阪府) http://wing-f.main.jp

大阪の東心斎橋で28年間小劇場演劇の場として運営して参りました。
演劇の実験の場として様々な劇団に上演を行って頂いております。基本的に貸館を中心したラインナップで、細々とではありますが他の職種と違わず経済を回しながら社会との共生を図って参りました。
また、夏には高校生の為の演劇祭「大阪高校演劇祭(HPF)」の会場として、また秋には若手劇団の演劇祭「ウイングカップ」を開催し、演劇の技術を使用しての様々なワークショップを開催する等、文化、経済の両面のバランスをギリギリ保ちながら運営して参りました。しかし、コロナ禍において全世界が試練を課せられたのと同じく、演劇界全体、そして劇場もまた試練の中に在ります。3月から5月に開催予定だった演劇祭は中止、貸館は8月まで全てキャンセルとなり、見込んでいた収入がほぼ0となりました。
秋以降も演劇は稽古期間が長期に渡る事、宣伝期間の縮小、感染症対策として客席数減が見込まれる事など、さらにキャンセルが続く事が予想されます。
演劇は人が劇場へ移動して経済を回す事で成り立っております。
コロナ禍において、今までの演劇は成り立たない可能性すらあるかもしれません。そんな中でもウイングフィールドは、「小劇場エイド基金」に参加させて頂く中で日本中の劇場間の新たな繋がりを模索しながら、WEB上に仮想の劇場を立ち上げる「仮想劇場ウイングフィールド」を企図し、コロナ禍の中で「生身の空間」と「仮想の劇場」を融合して行きながら、今後第二波、第三波が来る事も予想される中でも上演出来る場所として生まれ変わろうと模索しております。今、日本において脆弱とも言える舞台表現が、支援を賜りながら演劇人が培ってきた知恵で乗り切る事で、新たな日本の文化として強く生まれ変わる可能性は多いにあると考えます。
日本に新たな文化や人の繋がりが生まれる瞬間に、国も一緒に立ちあって頂ける事を強く願います。
 

大谷賢治郎

大谷賢治郎(演出家・アシテジ国際児童青少年演劇協会 世界理事)

もし自分がその立場だったら、と思うこと。ファンタジーを通して、現実に置き換えること。直接的なコミュニケーションを通して、人と人が関わること。色々な生き物も含め、自分以外の気持ちを想像すること。共感すること。未知なる世界を学ぶこと。そして誰かを、相手を思いやること。子どもたちは演劇を通して、こうしたことを学びます。彼らの「想像力」こそ、未知なる未来への希望です。だからこそ演劇という文化を大切にする日本そして世界でありたいという願いとともに。
 

佃 典彦

佃 典彦(劇作家・演出家・俳優)

演劇に必要なモノは密度です。
舞台上の空気、劇場の空気の密度を高めるべく研鑽し続けて参りました。
でも今や密度はあってはならぬモノになってしまいました。
観客を含めた演劇に携わる全ての人々にとって辛く重い現実、越えるには高過ぎる壁です。
しかし越えなければならない現実と壁です。
どうか皆様、ご協力お願い致します。
 

マキノノゾミ

マキノノゾミ(劇作家・演出家)

演劇は基本的に複製できるものではないので、多くの金銭的利益を生み出すといったことはありません。
ほとんどの演劇人は、つねに経済的にはギリギリの脆弱な状況で創造活動を行っています。
内部留保などないに等しく、公演活動ができなければ、多くの劇団は簡単につぶれてしまいます。
劇団が一つつぶれてしまえば、それは観客へ演劇を届ける回路が一つ消えてしまうということです。
これは、鉄道や道路や電線がズタズタに傷つけられ、寸断されるのと同じことです。
たとえば全国で巡演する劇団がいくつか倒れれば、もう演劇公演そのものが観られなくなる全国の市町村もたくさん出てきます。
学校公演を行う劇団が倒れれば、同じく教育の現場に演劇が届けられなくなります。
そして、大切なことは、それらはすぐに代わりの誰かが見つかって、担えるといった類の仕事ではないということです。
この国に長くて深刻な文化的空白が生まれてしまいます。
どうかこのキャンペーンにご署名、ご支援をお願いいたします。
 

大場 神

大場 神(舞台・演劇 音響効果/(公社)日本舞台音響家協会 理事)

「新型コロナウイルス」感染予防対応のため、舞台、演劇界そしてそれを創造するための各団体、演者、スタッフ、関係者などは活動を中止とし、働かず無収入になるのを承知で一同最大限協力してまいりました。この収束には大変に長い年月がかかる事が予想され、これからも様々な制約がかかり、かなりの困難が想定されます。もちろんこれは他の産業、そして社会全般にも当てはまることで我々の業界だけ特別な状況ではないかもしれません。しかしこれまでもこの国では多くのフリーランスの方やボランティアの精神に頼り文化・芸術の創造、活動をしてきており、これが終わり、解体してしまう危機にあります。演者、奏者だけが居てもその陰に多くの裏方、関係者が居なければ創作も発信もできません。地域に「文化」「創造」がなくなれば国も人も生きる立脚地を、生存のアイデンティティを失うでしょう。事態はとても深刻です。ご協力お願いいたします。

普段は 舞台空間、演劇音響効果のプラン、オペレート、演劇中心劇場の管理、 主に高校向け演劇鑑賞教室などを通じての全国巡回公演 などしております。
 

大山麗希

大山麗希(桐朋学園芸術短期大学演劇専攻 学生)

演劇は時にお金にならない、目に見えない、といった理由で蔑ろにされてしまうことがあります。
コロナが終息した後演劇がどうなっているのか、私たちには知り得ないことが沢山あります。
正直不安なことばかりです。
ですが、私は演劇が人々の心を救うことを知っています。
これからも演劇に携わる人々がその力を存分に発揮出来るよう祈り、賛同いたします。

芸術がこの先も沢山の人を救うことができますように。
 

のん

のん(女優・創作あーちすと)

今そこに生きている
同じ空気を吸っている
同じ力が漲っている
同じ時間同じ空間
見知らぬ人と歓喜する
一瞬で心が繋がる
あの集中力は、舞台に立っている者も観ている者も、他では味わえない生きた心地だと思います。
演劇がなくなってしまうのはとて恐ろしいこと。あまりにも悲しい。演劇は、明日へ向かう力になります。
 

永井愛

永井愛(劇作家・演出家)

私の芝居はいつだって、目の前の観客に鍛えられて育ちました。稽古場では気づかなかったことに気づかされたり、思わぬ発見に導かれたり、得意になっていたことが全然ウケず、表現のまずさを思い知らされたり。演劇が成熟してゆくためには、観客の率直な反応と、何度も何度も向き合う時間が不可欠です。
観客もまた、つらい状況に陥っているとき、演劇に救われた経験があるでしょう。
『上海バンスキング』を見た夜、『しみじみ日本・乃木大将』を見た夜、私は別人のような足取りで街中を歩き、何かが開けたと感じていました。

今、演劇と観客のこういう関係は絶たれてしまいました。演劇界の受けた経済的打撃はあまりにも大きく、どれだけの劇団が、演劇人が、意に反して演劇界から去ることになるのか見当もつきません。

皆さんに心からお願いします。
どうぞ、演劇の未来に力を貸してください。若い才能が演劇をあきらめずにすむように、生まれるべき作品が失われることのないように、演劇が再び皆さんと出会い、素晴らしい時間を分かち合うことができますように、あなたの力を貸してください。
 

上原あか星

上原あか星(桐朋学園芸術短期大学演劇専攻 学生)

コロナによる緊急事態宣言を受け、今演劇学校に通っている私達は演劇も学校も行けていません。
又、今年卒業する人達もオーディションなど将来への不安がいっぱいです。
学校行事や学生たちの青春など色々な事が無くなっています。先の見えない今に負けそうな自分が悔しいです。
若い方達は同じ気持ちの人が多くいると思います。学校に行けない。友達に会えない。沢山の不安・不満があると思いますが、一人一人の行動の自粛や広い視野で未来が明るくなるかもしれません。そう信じ、今は日本中、年齢関係なくみんなで乗り越えていくしかありません。頑張りましょう!!
 

櫻井達成

櫻井達成(桐朋学園芸術短期大学演劇専攻 学生)

今大切なのは、持っている力をどこへ向けるかだと思います。この御時世大変なのは、芸術界に限らず皆一緒です。だからこそ、個人の偏見等を理由にして非難するのではなく、縁がなかった他人でも手を取り合うべきです。協力し合うべきです。自分達の出来る限りのことをしなければいけない時です。芸術という自分達の主とする世界を守ろうとしてくれる人がいるなら喜んで助力させていただきます。芸術とは、あらゆる人達の希望です。失われて気づくのでは遅いです。厚かましいのは百も承知ですがどうか、守ってください。